2019年に日本で開催されたラグビーW杯や、野球のプレミア12。
日本勢の好プレーの裏側で、海外から訪れた各国の外国人記者たちによる、
“ジャパニーズ・コンビニグルメバトル“もアツかった!
日本のコンビニってレベルが高くて最高だ~!と改めて気が付かされます。
さっそく「外国人の間でバズった日本のコンビニフード」をまとめてみました!
ランチパック・ピーナッツ味
Not sure how or why, but these are quickly becoming a cult classic in the media lounges @rugbyworldcup. Peanut Butter ‘cream’ sandwich. Yep. I know…marmite. pic.twitter.com/ExLgSdVUHI
— Rob Vickerman (@robvickerman) October 2, 2019
と呟いているのはラグビーワールドカップ(W杯)で来日していた、
イングランドラグビー元代表で解説者のロブ・ヴィッカーマンさん。
写真を見ると一目瞭然、ヤマザキの
「ランチパック(ピーナッツ味)」
です!
日本人にとっては昔ながらのお馴染みの味ですが、興味深い現象が起きていました。
あ!ちなみに、ロプさんが言ってるマーマイト(Marmite)とは、
ビールの醸造過程で作られる酵母で、イギリスやニュージーランドで生産されているビタミンBを多く含んだ発酵食品。
筆者も20年前の学生時代、オーストラリアにホームステイしたことがあったんですが、
「マーマイトは一家に一つ必ず冷蔵庫ある」
と現地の人に教えてもらった記憶があります。
ホストファミリーが、毎朝パンに塗って食べていたマーマイト。懐かしい~。
マーマイトの味はというと、発酵食品だけあって、つーんと酸ぃぃニオイ、
日本人の私には“臭マズ…ゲロゲロ”という記憶しかなかったのですがw
ましてや、甘いピーナッツ味とは似ても似つかない気はしますが、マーマイトを食べ慣れた現地の人にとっては懐かしさもあいまって、同じ味になってしまうのでしょうか?!
▼W杯BBCリポーター・ガレスさんも早速「マーマイト持ってきたよ!」とリツイート
Love it! We were actually presented with a jar of marmite last week pic.twitter.com/gRT38whvzM
— Gareth Lewis (@GarethLewis77) October 2, 2019
これには海外ファンも興味津々で
「秋葉原にランチパックステーションがあるよ!」
「深炒りピーナッツ味も食べてみて!」
「あー日本の国家機密がばれちゃったよ…」
など、思い思いに反応し、2000件近くリツイートされていました。
ランチパック=国民食!?
ランチパックは1984年の発売から35年。年間販売数約4億個、今や国民的人気を誇る菓子パンですよね!
販売当初は「ピーナツ」「小倉」「ヨーグルト」「青りんご」の4つのみの味だったランチパック。
現在定番商品として残っているのは「ピーナッツ」のみです。
ランチパックは毎年のように新商品が発売され、2017年時点では、なんと52種類の商品が販売されていて、累計で1,000種類を超えるのだとか!
ちなみに、2019年度のランチパック売上人気ベストは
1位:「たまご」味
2位:「ピーナッツ」味
3位:「ツナマヨネーズ」味
4位:「ハムマヨネーズ」味
5位:「メンチカツ」味
という面々で、毎年ピーナッツは1位2位を争う超人気商品とのこと。
ちなみに、筆者はダンゼン「苺ジャム&マーガリン」味が推し!あなたは?
ローソンのフライドチキン
I stand with @TylerMaun on this. Japanese convenient store fried chicken really is the best fried chicken. pic.twitter.com/xV4mkLdyBh
— Alex Cohen (@voiceofcohen) November 15, 2019
と呟いたのは、プレミア12の取材で来日した米リポーター・アレックス・コーエン氏。
これは「MilB.com」のリポーター・テイラー・マウン氏が
「日本のコンビニのフライドチキンは、私の人生の中で最高のチキン!」
に同調したもの。
「このチキンは私の母の味を越えた…」
「ファミチキも美味しいよ!」
などのコメントが寄せられ、絶賛しています。
アメリカといけばフライドチキン王国、そんな舌の肥えたアメリカ人をも魅了するローソンのフライドチキン!
レジ横にあって、お会計の時についつい手が伸びてしまうんですよねぇ!
ちなみに、コンビニチキンは、ローソンのからあげクンが人気の火付け役だったとか。)
今では《レジ横チキン》として
- ファミチキ(ファミリーマート 180円)
- Lチキ(ローソン 150円)
- ななチキ(セブンイレブン 198円)
の3つがしのぎを削って、争ってるそうです~!
ローソンVSセブン!?のコンビニサンドイッチ論争
論争のきっかけはラグビーW杯のオーストラリアの解説者・ショーン・マロニーさんのツイッターでした。
RIgHto #rwc2019 crew. Reckon this is harder to pick than eventual champion. Who is King of the convenience sanga in 🇯🇵 🇯🇵 7/11, Lawson Station or Family Mart? #NZLvENG #RSAvWAL 🥪 🤴 🥪 pic.twitter.com/81VWceuKhY
— Sean Maloney (@seanny202) October 25, 2019
セブンイレブンのミックスサンドの写真とともに、こう切り出すや否や、
海外メディアの関係者を中心に、さまざまなリプライが飛ぶ事態に!
さらに議論はヒートアップして、挙句の果てには、
「セブンイレブンのカレーパン最高!」
「やっぱ、ファミマのおにぎりだよね」
「なんでサンドイッチの話?日本といえばお弁当。3社どれも素晴らしい…」
「ローソンで12%のストロングチューハイ買えるよ~」
などなど、サンドイッチを飛び越えて、日本のコンビニフード・クオリティに言及する展開になってしまいましたw
そして、さきほどの“ランチパックがマーマイト味”のロブさんも
「君たち、よくこれを見過ごせるな…」
と大量のランチパックとともに参戦(笑)
How dare you overlook these… pic.twitter.com/UpiE5W414z
— Rob Vickerman (@robvickerman) October 25, 2019
言い出しっぺのショーンさんは、議論の収集が付かないと判断したのか、
その後、セブンイレブンのサンドにチキンを挟んで
「これが私のW杯公式サンドイッチ」
と投稿。
さすが、やることが“粋“ですねぇ~!こりゃ1本取られた!
I’ve just broken the matrix. Added 7/11 Japanese style Salty fried chicken to my sanga. This is the official sandwich of #rwc2019 #NZLvENG #walvrsa pic.twitter.com/hLAzOnW1Dv
— Sean Maloney (@seanny202) October 25, 2019
海外記者も絶賛!外国人を虜にした日本のコンビニフード論争まとめ
何も用事がなくても、とりあえず立ち寄ってしまうコンビニ。
海外記者の皆さんも、すっかり日本のコンビニフードのファンになったようですね!
手軽にいつでも買えるコンビニフードですが、海外の人にとっては、信じられないクオリティーを誇っている日本のコンビニ。
なんだか、それだけで誇らしい気持ちになりました!
さ!ローソンにLチキ買にいこっと♪