2018年5月20日の「世界の果てまでイッテQ」で人気のお祭り企画に、まさかのやらせ疑惑が浮上しています。
また「第一商品」という気になる言葉が検索されていますが、どんな意味があるのでしょう。
やらせ疑惑とされる橋祭りの放送日動画があるのか、「第一商品」の意味が気になります。
調べたところ、ラオスのお祭り自体はやらせではないことが判明しました!
イッテQのやらせ疑惑の第一商品?
イッテQのお祭りのやらせ疑惑を調べてみると、まず気になるのが
「イッテQ やらせ疑惑 第一商品」
というキーワード。
これだけ見ると「イッテQのやらせ疑惑が第一商品?ってなんだ?」
となるので、一体このキーワードが何を意味するのかまず調べてみました。
その調査結果なのですが、
“第一商品”というのは全く関係ない言葉であるという結論に至りました。
そもそも、
「イッテQ やらせ疑惑 第一商品」
と出てくるのはYahooの検索エンジンだったのですが、Yahooの検索エンジンは、たまに全く関係のない言葉が関連キーワードとして出てくることがあり、それが原因だと思います。
実際に、
・TwitterなどのSNS
・Googleなどの検索エンジン
・Bingなどの検索エンジン
にどんなに検索をかけても、まったく
「イッテQ やらせ疑惑 第一商品」
というキーワードに関しての関連情報が出てきませんでした。
ですので、“第一商品”という言葉は意味の無いものだと結論付けていいと思います。
イッテQ・ラオスの橋祭りの放送日は2018年5月20日
事の発端となったのは『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」のなかで紹介した『橋祭りinラオス』。
ラオスとタイの国境地帯のメコン川流域でおこなわれているこの催し。
宮川大輔がラオスの首都・ビエンチャンで「橋祭り」に参加する企画でした。
祭りは、水上に渡された板を「橋」に見立て、回転する玉などを避けながら自転車で駆け抜ける早さを競うというもの。
この時の『橋祭りinラオス』で伝えた放送内容がヤラセであると、週刊文春(2018年11月15日号)が報道したことに始まりました。
週刊文春の記事によると次の通り↓↓
「イッテQ!は2018年5月20日の放送で「橋祭り」なるラオスの祭りを紹介。
番組内で「毎年盛大におこなわれているお祭り」と紹介していた。
しかし週刊文春が調べたところ「企画は日本側が提案して実現した」という地元関係者の証言あり。
そのうえ、ラオス現地で「橋祭り」というもの自体知る人はいない上に、自転車に乗る文化はそもそもないと説明。
さらに「2人の役人が撮影に立ち会いましたが、「橋祭り」はラオスで初めて行われたものです」という情報文化観光省マスメディア局・担当者の弁も明かしている。
というものでした。
この件について2018年11月8日、ラオス政府関係者からも今回の「橋祭り」について
「ラオスの祭りでも文化でもない」
「事前に知っていたら、撮影許可は出さなかった」
と強く否定する事態に。
国際問題にまで発展するのではと言われて、事態が大きくなりつつあります。
イッテQのやらせ疑惑に日テレの反応!認めた?
この報道を受けて、日本テレビは即反論しています。
とのこと。
のちに、11月8日になってから公式見解を発表したものの、やはり「 やらせ疑惑 」に関しては全否定。
ただし、
と謝罪しました、
お祭り自体は「地元のテレビ局などでも取り上げられている」と日テレは説明していましたよね。そうすると規模はかなり大きな催しのはず。
ずいぶんラオス政府と認識が違うようです。
調べたところ意外な事実が明らかに!!
2018年5月20日のイッテQ!の「 橋祭りinラオス 」の「 やらせ疑惑 」。
『橋祭り』ではないもの、ラオスの祭りはやらせでは無く、本当に開催されていたのです。
イッテQ!の橋祭りを“含む“ラオス祭りの本当の名前とは
「 橋祭りinラオス 」の企画自体が、ラオス側が主催したか否かの、やらせ疑惑の真偽は不明なままではありますが、
ただ一つ分かっていることは、
日テレが「橋祭りinラオス 」を撮影した日に同じ場所で行われていた、ラオスの首都ヴィエンチャンで開催されていたお祭りがある。
ということです。
それが、この動画↓
動画を見て分かるように、お祭り全体が「 やらせ 」だったとしたら、番組の制作費は何千万円規模の大きなセット。
さて、イッテQ!の疑惑の橋祭りが行われた、ラオスの首都ヴィエンチャンでの祭りは、何という名のイベントだったのでしょう?
答えは
LAO COFFEE FESTIVAL2018
(ラオス珈琲フェスティバル2018)
が正解です。
イベント紹介ページ:http://www.tourismlaos.org/show.php?Cont_ID=1120
ラオス・コーヒー・フェスティバル2018は、4月6日から8日にかけて、ビエンチャンで開催され、展示会、セミナー、競技を中心に開催されました。
ラオス・コーヒー祭りの主催者は『ラオスコーヒー協会』 。ラオスのコーヒー産業発展と普及のために立ち上げられた団体。54の企業と5つの協同組合で構成されている。
2018年4月12 アジアニュースネットワークhttp://asianews.eu/content/
『ラオスコーヒー協会』自体は、1994年に設立されており、『ラオス珈琲フェスティバル』については、2014年から毎年開催されているようです。
つまり、イッテQ!の橋祭りinラオスの撮影は、
現地の日付で2018年4月8日に、ラオス珈琲フェスティバル2018のスペースの一角を使って行われていました。
二つの動画を比べると一目瞭然
比べると、ラオス珈琲フェスティバル2018の画面左の一角に、チープな小さな泥の池がありますね。
ここでイッテQの撮影は行われたというわけです。
▼ラオス珈琲フェスティバル2018動画
▼イッテQ動画
橋祭りINラオスを放送した、日テレ側の公式コメントでは、
という説明。
確かに大元の
【 LAO COFFEE FESTIVAL2018 】
自体は規模が大きいお祭りのようです。
イッテQのやらせ疑惑でメンバーの反応は?
イッテQのレギュラー人の方々は、今回のやらせ疑惑騒動をどう思っているのでしょうか。
まずは司会のウッチャンこと内村光良さん。
「僕は、信じています」
「スタッフや、共演者を信用していますよ。それしかないです」
(週刊FLASH 2018年11月27日号)
そしてレギュラーの出川哲郎さん。
イッテQのやらせ疑惑の第一商品って?橋祭りの放送日はいつ?まとめ
◆イッテQのやらせ疑惑に『第一商品』という言葉は関係が無い
◆イッテQのロケ現場となったのは、2018年4月8日の【 LAO COFFEE FESTIVAL2018 】
日テレの説明がなぜ今のところ
・LAO COFFEE FESTIVAL2018 という名前を出さないのか
・どのような流れがあって橋祭りになったのか
真相はわかりませんが、少なくとも言えることは、
ラオスの首都ヴィエンチャンで開催されたお祭り全体は「 やらせ 」ではない
ということ。
世界の果てまでイッテQは、私も大好きな番組ですし、これからも続けていってほしいと思うので、早くこの事態が収まってほしいと思います。
2018年11月15日追記
2018年11月15日入ってきたニュースによると、
やらせ疑惑勃発後、初のイッテQ収録となった11月13日に、司会の内村光良さんが騒動についてカメラが回る前で視聴者に対して
と迷惑をかけたことを真摯に伝えたようです。
また日テレは、「やらせ疑惑」については改めて否定したものの、お祭り企画で、
番組の意向で海外のコーディネート会社が主催者に提案していたことは認めたとのこと。
やらせ疑惑が起こった原因は?
では、なぜこのようなやらせ疑惑に発展してしまったのか。
その原因についてはこのように説明されています。
「コーディネート会社との長年にわたる協力関係に甘え、企画の確認が不十分なまま放送に至ったことについて、当社に責任があると考えております」
「視聴者の皆さまに正しくお伝えできていなかった点についても反省しております。今回のような事態を招きましたことを、お詫び申し上げます」
https://www.sanspo.com/
との記事内容でした。
日テレとしては「やらせ」については否定する姿勢は変えないものの、騒動については謝罪、
長年にわたる協力関係に甘えていた
と言うのが引っかかりますが、何か口を出せない上下関係があったとか、お仕事に対しての危機管理が甘かったとか、そのように感じてしまいます。
あまりスッキリしない回答にはなっていますが、これで騒ぎが収まることを願います。