若くて美しい20歳になったばかりのダイアナと結婚してもなお、
結婚前から男女の仲だったカミラ夫人との関係を断つことができなかったチャールズ皇太子。
そもそも、チャールズ皇太子はなぜ最初からカミラ夫人と結婚しなかったのでしょう?
ダイアナとの馴れ初めや、カミラ夫人との意外すぎる三角関係、離婚の経緯もプレイバック!
ダイアナ元妃とは
1961年7月1日、イギリスの名門貴族スペンサー伯爵家の令嬢として生まれたダイアナ。
きょうだいは
- 長姉:セーラ
- 次姉:ジェーン
- ダイアナ
- 弟:チャールズ
の4人姉弟でした。
1981年、わずか20歳のときにイギリスの第1位王位継承権者チャールズ皇太子と結婚、
をご出産。
▼1985年米ホワイトハウスでロナルド・レーガン大統領夫妻と
ダイアナ妃は、次男ヘンリー王子を出産後まもなく、
チャールズ皇太子と4年間の別居の末、1996年に離婚。
1997年36歳という若さで、パリで交通事故による不慮の死を遂げました。
ダイアナ妃は幼いころから活発な性格でピアノとバレエが得意、そして社会奉仕活動も積極的に行う少女でした。
チャールズ皇太子が19歳のダイアナを花嫁候補とするまでは、
ダイアナは、ダンスのインストラクター保育園のアシスタント、ウエイトレスのアルバイトなどもして、普通の生活を送っていたんだそう。
貴族とはいえ、まだ二十歳そこそこの女性が、急に将来の国王の妻として王室に嫁ぐというのは、とてつもないシンデレラストーリーにも思えますが、
ダイアナ妃本人にとっては、精神的負担もかなり大きかったのではないでしょうか。
チャールズ皇太子とダイアナ元妃の馴れ初め!なぜ結婚した?
チャールズ皇太子は、ダイアナ妃の結婚前からすでにカミラ夫人と恋人関係にありました。
ちなみに、2人が最初に出会ったのは1971年の夏。
- チャールズ皇太子 23歳
- カミラ夫人 22歳
の頃でした。
ですが当時、英王室には厳格な王妃にふさわしい人物の家柄や基準があり、カミラ夫人は“基準外”に。
そして、英王室の子爵の家柄であるダイアナのスペンサー家が有力候補に上がっていました。
30歳手前で、いよいよ結婚相手を決めなければいけない状況だったチャールズ皇太子。
まず、ダイアナ妃の姉セーラが「お妃候補」に挙がりチャールズと付き合うことに。
しかし、いつまでたっても結婚を切り出さないチャールズに、姉セーラはさっさとポイして、他の男性と結婚。
そして、その後、セーラの妹ダイアナが、お妃候補として挙がったのです。
子爵の娘でありながら、保育士として働いていた19歳のダイアナ。
突然王妃候補に挙げたのは、
カミラ夫人が「ダイアナがいいわよ」とチャールズに助言があった
とも言われています。
チャールズ皇太子がカミラと最初に結婚しなかった理由
カミラ夫人を愛しているのなら、周りの反対を押し切ってでも、
最初からカミラ夫人と結婚すれば良かったチャールズ皇太子。
ちなみに、カミラ夫人の両親はというと、
・カミラ父…元英国陸軍将校出身の陸軍少佐
・カミラ母…第3代アシュコーム男爵の娘
という、軍人の娘という家柄の長女で、十分お金持ちで裕福な家系だったのですが、
高貴な身分同士の結婚というのは、どんなにお互い惹かれていても、
血筋や家系を最優先に考えなければ成立しないということですね。
カミラ夫人自身も、最初からチャールズと結婚できないことは分かってて付き合っていたのか、
または、なかなか求婚してこないチャールズ皇太子を待つことが出来なかったのか、
結局は25歳手前で、さっさと他の男性と結婚することに。
日本の眞子様にもKK問題を考え直していただきたいワ…!
若かりし頃のチャールズ皇太子は、“次期国王“という生まれながらの運命を二の次にして、
カミラ夫人と結婚する勇気は、無かったのかもしれませんね。
そして、チャールズ皇太子の人生は、ダイアナとの結婚前からすでに、カミラ夫人に操られていたのかもしれません。。笑
チャールズ皇太子とダイアナ元妃の離婚原因はカミラ夫人?
ダイアナは、結婚当初からカミラ夫人とチャールズ皇太子の関係を知っていたとのこと。
でも、そのうち愛ある結婚生活に入れると思っていたダイアナでしたが、何年経ってもその夢は叶うことはありませんでした。
離婚後のダイアナは、1995年11月放送のBBCテレビ番組『パノラマ』のインタビューで、皇太子とカミラの関係について
「この結婚生活には三人の人間がいたのです。少し窮屈すぎますね」
wikipedia
と表現。
そしてまた、ダイアナ自身も、元軍人ヒューイットと親密な恋仲であったことを認めました。
チャールズ、ダイアナ、そしてカミラ…この三人が常にセットだったということです。
王妃という立場で、身動きがとれなかったダイアナ元妃。
驚くのは、ダイアナの実母(フランセス・シャンド・キッド 2004年 68歳没)が再婚した相手(ピーター・シャンド・キッド氏)が、カミラ夫人の一族・シャンド家だったという事実も。
(フランセスとピーターの間に子供はできず、結局その後離婚)
カミラ夫人の出生名は、カミラ・ローズマリー・シャンドよ!
英貴族の狭い世界だから結果的にそうなっただけかもしれませんが、
きっとこの3人は、もともと何かの縁で深く結びついていたような気がしてしょうがありません。
チャールズ皇太子との離婚まで
ダイアナの証言によると、1984年に次男ヘンリー王子が生まれた時点で、
二人の夫婦関係はとっくに破綻していたのだとか。
▼1992年12月 夫妻が別居生活に入ることが正式に発表
▼1993年12月 ダイアナ元妃が公務からの引退を宣言
▼1994年10月 5年間のダイアナの不倫相手だったジェームズ・ヒューイットが暴露本『恋するプリンセス(Princess in Love)』を出版
▼1996年8月28日 ダイアナと皇太子の離婚が正式に成立
▼1997年8月30日 フランスで事故死
王妃という立場から解放された離婚後のダイアナは、
- エイズ問題
- ハンセン病問題
- 地雷除去問題
など、精力的に国際的慈善活動に取り組んでいました。
そして恋多き独身女性ダイアナは、数々の大富豪の男性とも恋仲に。
離婚からわずか1年後、フランス・パリで、恋人とボディガード4人が乗った車で、パパラッチとの激しいカーチェイスの末に交通事故という突然の死。
その死因については、今でもさまざまな説がありますが、でもし今でもダイアナ元妃が生きていらっしゃったら、
チャールズ皇太子もカミラ夫人と再婚していないかもしれませんし、今とは全く違う英王室になっていたことでしょうね。
チャールズ皇太子とダイアナ妃の馴れ初め!なぜ結婚した?まとめ
チャールズ皇太子とダイアナ元妃。
数奇な運命で結ばれた二人ですが、天国へ先に旅経ったダイアナも、今のチャールズ皇太子のカミラ夫人との再婚も、全ては運命だったかもしれません。
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