貴乃花といえば1998年9月、現役力士だった時に勃発した「貴乃花洗脳騒動」が印象的でしたね。
いろんな話題に事欠かない元貴乃花親方ですが、10年以上前の現役時代の「貴乃花洗脳騒動」も、忘れられないエピソードで、しかも真相はいまだ闇の中。
1993年1月の宮沢りえさんとのスピード破局後、まさかの花田(河野)景子さんとのスピードできちゃった婚、そして2018年の「卒婚」発表。。
と最近連日週刊誌ネタに事欠かない花田家ですが、
1998年の兄の若乃花(現:花田虎上)と、母・藤田紀子さんとの不仲の原因となったと言われている貴乃花洗脳騒動とは一体何だったのか見ていきましょう。
貴乃花の洗脳騒動とは
1990年5月(18才)場所で入幕、2003年1月場所(31才)で現役引退した平成の横綱・貴乃花。
【貴乃花洗脳騒動について】
1998年9月場所、2場所連続20回目の優勝。このころ、整体師による洗脳騒動などで、父の二子山親方、兄の若乃花らと不和。特に兄とは絶縁まで宣言した。
wikipedia
洗脳騒動がきっかけで家族との不和になったように今でも認識されているようですね。
「洗脳」ってそもそもあまりいいイメージじゃないですよね。。。
宗教的というか、反社会的というか…
一流アスリートだった横綱貴乃花、20年以上も前のことですが、現役時代に一体何があったんでしょう。
貴乃花の成績不振と洗脳騒動
1996年(平成8年)、24歳で幕内優勝15回と絶好調だった9月場所の巡業中、
背筋の肉離れを起こすケガをし緊急入院、一時本場所を休場する事態に。
この休場をきっかけに、貴乃花の相撲スタイルに陰りが見え始めます。
1997年(平成9年)以降、体をのしかけて潰す相撲に変貌していきます。
無理をして体重を増やしましたものの明らかに「相撲の質が落ちた」と言われ、一転して好角家からも批判されるようになりました。
1998年の秋場所直前、師匠である父・二子山親方が、兄の勝(のちの花田虎上・元若乃花)を拒絶するようになった貴乃花に対して、
と発言したことで「貴乃花洗脳騒動」が勃発。
兄の花田虎上も、
というような趣旨を、自身の著書で述べています↓↓
一方、貴乃花自身は引退後の2005年(平成17年)に
とマスコミの前で全否定。
整体師の正体は誰?
肝心の「整体師」の正体はというと、一部ネット上で
という固有名詞のウワサがありますが、
公には情報公開されておらず、一体誰であるかも語られないまま今でも真相は不明です。
貴乃花の洗脳騒動・ナゾの整体師の正体は宗教?!
実の兄若乃花(現:花田虎上)も同時期に横綱になり『兄弟横綱』として何かと比較されることが多かった二人。
相撲のことが分からない若い女子にも大人気で『若貴フィーバー』とも言われていました。
現役時代の貴乃花は若く人気絶頂の横綱で、アラフォー主婦の筆者もその一人でした。
貴乃花は文句なしで強くてかっこよかったですね。
洗脳騒動が起きたのは兄の若乃花が横綱になった1998年。
先ほどの時系列をおさらいすると「洗脳騒動」が起きる約2年前1996年から、貴乃花は故障やケガに苦しんでいました。
アスリートにとって、ケガは言うまでもなく命取り。
貴乃花の身長は185センチで、一般的な日本人としては大柄ですが、同時期に横綱だったハワイ出身の曙は2メートル超(203.0センチ)。
身長では勝てないので、その分体を大きくしようと、ケガのリハビリ中であるにもかかわらずとどんどん体重を増やしたそうです。
素人考えですが、横綱である重圧や、表舞台に立って勝負ができない焦りが募り、ご本人は相当なストレスがあったのではないでしょうか。
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洗脳騒動の発端は実父よりもフジテレビだった!
貴乃花の洗脳騒動をマスコミに暴露した最初の人物は、父・親二子山親方だったとされていました。
しかし正確には
フジテレビが原因
だったことが、のちの2017年に明らかになっています。
1998年9月、二子山親方は、当時の貴乃花の不調の悩みについてフジテレビにインタビューされたときのエピソード。
フジテレビ系「バイキング」に出演した母でおかみさんだったタレントの藤田紀子(70)が振り返った。
藤田紀子は当時、“歌手の洗脳騒動でワイドショーが持ちきりだった”ことを指摘。
その上で「親方の単独インタビューを取りたいと、この局(フジテレビ)が来ました。
インタビューする人が『洗脳されていますね』と引き出されたのを親方が『そうですね』と言っちゃった。
MCの坂上忍が「だったら(洗脳騒動といわれるようになったのは)、この局(フジテレビ)のせいですね」と聞き返すと、藤田は「はい」と答えた。
2017年12月5日 スポーツ報知 貴乃花洗脳騒動はフジテレビのせい? 母・花田紀子が「はい」
要するにフジテレビのインタビュアーが
「それって洗脳じゃないですか?!」
といったことで、二子山親方が
「……そう、ですね…」
と答え
『貴乃花が不調な理由は洗脳されていたのが原因だった!』
みたいな格好のワイドショーネタが世間を駆け巡ってしまったんですね。
ちなみに、先ほどの
“歌手の洗脳騒動でワイドショーが持ちきりだった”
というのは、ロックバンドXJAPANのトシさんのこと。
当時は『ホームオブハート』とかいう団体の、怪しい自己啓発セミナー関係者のMASAYA氏と、トシさんの元妻・守屋香氏が熱心に布教活動をしていて…
結局トシさんはこの団体に10億円ぶっこんで、自己破産にまで追い込んだとかなんとかで、裁判するだのって格好のワイドショーネタだったんですよね~。。。( ;∀;)
そんなことがあって
『洗脳』
という言葉が、ちょっとトレンドっぽく扱われていた風潮があり、
結果的に「貴乃花の洗脳騒動」となった(されてしまった)というコト。
正体不明のナゾの整体師はどんな人?
一流のアスリートやアーティストであればあるほどメンタル面もストイック。
本当に自分のことを分かる人でないと心を開かないというか、自分の世界に陶酔する話はよく聞きますね。
当時の貴乃花にも身体と心のケアを同時にしてもらっていた
「専属の整体師」
がいたとされています。
ネットではこのような噂もありました。
などなど…
一応この「正体不明の性別も分からない整体師」が貴乃花を洗脳して操っていた!
ということになっていますが、
これ以上整体師についての情報はなく、貴乃花も何も語らずで真実はいまだに闇の中です。
それにしても整体師の人って「宇宙」に繋がりやすいんでしょうかね?
2018年7月に電撃結婚し、芸能界を引退された小林麻耶さんの旦那さんも、
とよくわからない肩書でずいぶん話題となりましたし…(笑)
個人的な意見としては、当時貴乃花は
宮沢りえさんと破局後すぐに、河野景子さんとできちゃった結婚していたわけで、妻だった河野景子さんも少しは関係していたのでは?と思います。
引退後に急に激やせしたのも、キメキメなイタリア製のオーダースーツにマフラー、チリチリパーマヘアも…景子さんが夫をオシャレ夫にするための戦略だった言われていますからねww
嫁だった当時の河野景子さんの影響力は何かしらあったはず。
貴乃花の洗脳騒動・兄花田虎上との不仲が関係?
そんな「貴乃花の洗脳騒動」と同時期に横綱になった、兄・若乃花(現・花田虎上)と徐々に口を聞かなくなった貴乃花。
「貴乃花の洗脳騒動」が(テレビネタ的に)いったん収まったものの、
兄弟仲は相変わらず悪く、その後は一緒にテレビの前でも、明らかに貴乃花があからさまに若乃花を無視する姿は視聴者に衝撃を与えました。
兄弟仲は前から悪かった?
兄が横綱になる前は仲の良さそうだった若貴兄弟。
しかし洗脳騒動後は、貴乃花は兄のことを「兄」とは呼ばず「花田勝氏」と言い、
“あくまで赤の他人“オーラで、目つきも険しくなっていったように感じます。。。
父・二子山親方が2005年にガンで亡くなった後の相続問題でも貴乃花がメディアに出た際、母・藤田紀子さんと兄・花田勝(現・花田虎上)さんをディスりまくってました。
2018年10月、貴乃花(花田光司)は相撲界を完全に引退、妻・景子さんとも「卒婚」したのに、いまだ一度も、兄と仲が良くなったという情報はありません。
いくらなんでも兄弟げんかにしては長すぎですよね…。
貴乃花の洗脳騒動・母・花田紀子の不和も関係?
1998年の洗脳騒動前は、両親仲・兄弟仲も良く、理想の家族と言われた花田家。
2001年、洗脳騒動騒動の3年後に両親が離婚。母・藤田紀子の不倫が離婚の原因と言われています。
2005年、離婚の4年後に、父の二子山親方はガンで先立たれました。
2018年現在、母の藤田紀子さんは13年間も貴乃花親方と連絡をとれていないと言います。
13年ということは、2005年に夫が逝ってからずっとということですね。
なんだか切ない…
貴乃花の洗脳騒動とは?整体師の正体や母と兄の不仲が関係?まとめ
兄や母、亡き父との不仲のキッカケとなったとされる貴乃花の洗脳騒動。
カギを握るナゾの整体師の正体もいまだ闇の中です。
個々にいろんな事情や想いはあれど、貴乃花は当時、メディアを通じて兄や母をディする姿もなんだか男らしくないなと筆者は少しショックでした。
貴乃花は家族間のいざこざですら直接話し合いが出来なかった方なので、親方になって相撲協会の人と直接話をするなんて最初から無理があったのかもしれません。
貴乃花は相撲はすごーく強くてかっこよかったけど、人とのコミュニケーションがちょっと苦手な人だったのかも。
元アナウンサーで元嫁の河野景子さんは、「ことばアカデミー」という自身の講義で、言葉による人とのコミュニケーションの大切さを伝える講演会をしていらっしゃいますが、
夫のファッションセンスは磨けても、根本のコミュニケーション力を変えてあげることは、難しかったのかもしれませんね。