ヘンリー(ハリー)王子といえば、子供時代~30歳になるまでスキャンダル王子として知られていました。
11歳で喫煙と飲酒に始まり、12歳で最愛の母(ダイアナ妃)を亡くした悲しみの反動も大きな原因だったと思います。
ヘンリー(ハリー)王子はご存知チャールズ皇太子と故ダイアナ妃の次男ですが、
ここへきて《父親違いという出生のスキャンダル》も再燃!?
薬物に手を出したり、軍人時代はパリピ全裸写真をパパラッチされたり、元カノ歴も派手なものでした。
そして、やっとメーガンマークルとの運命の出会いを果たします。
今回は、ヘンリー(ハリー)王子の天使すぎる子供時代から、ロイヤルな英国王室が忘れてしまいたい、王子のぶっ飛びなスキャンダルの数々を、時系列で紹介しましょう。
ヘンリー(ハリー)王子とは
ヘンリー王子(愛称:ハリー)は、
本名:ヘンリー・チャールズ・アルバート・デイビッド〈Henry Charles Albert David〉
誕生日:1984年9月15日
英国王位継承順位第6位にある身分の方で、公式な称号および敬称は
となります。
イギリスでは、通常公式の場・非公式の場を問わず
Prince Harry(ハリー王子)
という通称名で呼ばれています。
眩しい屈託のない笑顔がステキなヘンリー(ハリー)王子ですが、
11歳で喫煙と飲酒、14歳でアルコール依存症になるなど、ロイヤルファミリーにしてかなりアウトな人生を送ってきました。
優等生とは言えないやんちゃなぶりだけど、根っからの悪ではなく、明るい性格で甘いマスクが人気のヘンリー王子は、元カノ歴も華やかでしたが、
2018年34才にして、ついにアメリカ女優のメーガンマークルとご結婚されました。
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ヘンリー(ハリー)の子供時代・生い立ちとスキャンダル
さっそく、ヘンリー(ハリー)王子の子供時代からのアウトぶりを、サクッと振り返って見ましょう。
1984年9月15日誕生
イギリス王室チャールズ皇太子、故ダイアナ妃の第二子(次男)として生まれたヘンリー王子。
2歳上の兄・ウィリアム王子とは小さな頃からとっても仲良し。
兄弟は10代前半で母を事故で亡くす悲劇を経験しているので、絆とても強く、お互い信頼し合っています。
ヘンリー王子は21歳のとき、兄ウイリアム王子について
とデイリーテレグラフ紙に語っています。
悲しいことにヘンリー(ハリー)王子が生まれた時には、両親のチャールズ皇太子とダイアナ妃は既に仮面夫婦だったそうで…
こんなに幸せそうなのに、切ない…
▼1986年2歳のとき兄と両親と。笑顔がきゃわいい~!▼
▼1989年5歳。小さな王子様兄弟!ビシッと決まってます▼
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1997年(12歳)最愛の母が事故死…
ヘンリー(ハリー)王子は、生まれた時から両親は仮面夫婦で、王子が8歳の頃から別居状態に。
最愛の母・ダイアナ元妃が1997年8月31日に事故で亡くなったのは、13歳の誕生日の9日前のことでした。
▼1997年9月ダイアナ妃のお葬式▼
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パパラッチとのカーチェイスの末の交通事故による突然の母の死。
葬儀で何十万人という大衆の中、母の棺の後ろを歩き続けたことなど、思春期の少年には辛くて悲しい出来事が、
王子の心を閉ざし大きな傷を残したことは言うまでもありません。
母の死以降、悲しみや喪失感を人前で表現できない状態になり、精神的に苦しみ、20代では、長い間心のケアのために、セラピストにかかっていたこともありました。
ヘンリー(ハリー)王子は、30歳を過ぎてからやっと
と当時の心境を明かしています。
10代~20代はスキャンダル王子に!
母の死の悲しみを封印しようとした反動からか、王子はますますグレていきました。
【ダーティ・ハリーDIRTY HARRY】=「汚れたハリー」
の異名がつくまでに。
名門イートン校在学中に…
▼11歳 喫煙と飲酒がバレる
▼14歳 アルコール依存症と診断
▼16歳 マリファナを吸っているのがニュース紙『News of the World』に掲載される
薬物使用まで明らかになった息子を「禊(みそぎ)」として、父チャールズ皇太子は、更生施設に放り込まれた王子。(一日だけ!)
ロンドン南部にある更生施設で、ヘンリー(ハリー)王子は、治療中のヘロインやコカイン中毒患者と会ったと、当時BBCは報道しました。
▼1999年(14歳)歯の矯正も!イケメン!▼
高校卒業後は転々と→素行不良で強制送還
名門イートン校卒業後は大学進学せず、というより、勉学に手を抜きすぎて卒業ぎりぎりの最低ランクの成績でした。
▼オーストラリアの牧場で頑張ってお手伝い
▼アフリカのレソト王国の孤児院で一生懸命働く
▼アルゼンチンに渡るも、また飲酒と素行不良がバレてイギリスに強制帰国させられる
一瞬更生したかに見えましたが、一日だけのの禊(みそぎ)も効果はなかった王子。
2005年(20歳)から10年間、陸軍士官学校に入学
2005年にはサンドハースト王立陸軍士官学校に入学。
陸軍に入隊後~2015年6月の除隊まで、アフガニスタン前線にも2度派遣され、実際に命の危険をともなう現場で活動します。
当時の首相のゴードン・ブラウンはヘンリー(ハリー)王子のことを
と称賛しました。
最高階級は陸軍大尉。ロイヤル・ヴィクトリア勲章のナイト・コマンダーを受章しています。
しかし、そんな雄姿ある活動をする間も、ヘンリー(ハリー)王子のスキャンダルは続きました。
▼2005年1月、仮装パーティーにかつての敵国ナチス・ドイツの軍服を着て騒いでる写真をスクープされる
▼2008年、泥酔してパパラッチと乱闘騒ぎを起こす
▼2009年1月、同じ部隊だったパキスタン人に対して「パキ」「ラグヘッド」と差別的発言が発覚し、謝罪
▼2012年8月、休暇中にラスベガスの高級ホテルで、複数の人数でのイケイケなパリピ全裸写真がアメリカのゴシップサイトで流出
▼参考にイケイケなパリピ全裸写真を報道する当時のニュース動画を載せておきます(笑)▼
イケイケなパリピ全裸写真とは、腕時計だけを身につけて手で股間を隠した王子や、性別不詳の裸の人物に後ろから抱きつく王子が写っていました。
イギリス王室も「写真は本物」と認めるも沈黙を貫いていました。
28歳ころ、兄の助言でようやく母の死と向き合う
当時のヘンリー(ハリー)王子は、父、兄に次いで王位継承権順位3位の身分でありながら、
次々にトラブルを起こし、イギリス王室も誰も止められない問題王子。
そんなヘンリー(ハリー)王子に声をかけたのは、兄ウィリアム王子でした。
アラサー目前になっても落ち着く様子がない弟ヘンリー(ハリー)王子に、本格的に心のカウンセリングを受けることを提案します。
ヘンリー王子は、この時初めて、
と、のちに話しています。
すでに、母の死から15年以上も経過し、ヘンリー王子28歳のときでした。
▼2013年29歳のころ
photo by Prince Harry at Trooping the Colour, 2013
30歳~ヒーローのヘンリー王子へ変身!
この頃から段々と【ダーティーハリー】から【ヒーローのハリー】に変化、公務や私生活にも真剣に取り組める王子に変化していきます。
そして現在は、兄夫婦とともにメンタルヘルスの支援キャンペーン「Heads Together」に熱心に取り組んでいます。
▼「Heads Together」キャンペーンの3人で語り合う動画も公開▼
ということを真剣に3人で話し合っています。
幼いころに兄弟で最愛の母の死を目の前で体験していきたからこそ語れる、弱者に寄り添う王子達の優しい心遣い、そしてそんな夫をサポートするキャサリン妃の聡明さが伝わります。
亡き母・ダイアナ妃の遺志を継ぐチャリティ活動
とニューズウィーク誌に語った王子。
現在はあらゆるチャリティ活動に熱心に取り組んでいます。
生前のダイアナ元妃が取り組んでいた、
- 世界中の地雷や不発弾の撤去活動
- HIV感染の正しい知識の啓蒙活動
など。
そして兄ウイリアム王子と立ち上げたロイヤル財団では、スポーツを通じて貧困家庭の子どもたちを前向きに導く活動も行っています。
と親しみと期待を寄せるイギリス国民。
2014年からは戦場で手足を失ってしまった傷痍軍人たちによるスポーツ・イベント
《invictusgamesインビクタス・ゲーム》
も開催しています。
2017年(33歳)メーガンマークルと運命の出会い・結婚へ
ヘンリー(ハリー)王子の元カノ歴もなかなか派手なものがありました。
チェルシー・デイヴィーをはじめ、数々の女性との交際歴が報じられてきたヘンリー王子。
そして、2017年。
カナダを訪問した際に出会った、アメリカの女優のメーガン・マークルと運命の出会い、1年半後に婚約、結婚へ。
結婚と同時に《サセックス公爵》の称号も与えられました。
▼2018年5月19日、聖ジョージ礼拝堂で行われた結婚式▼
メーガンマークルことメーガン妃は、白人の父親と黒人の母親のハーフですが、幼い頃に両親は離婚。
その生い立ちは、いまだに父親との確執が続くなど、かなり複雑なバックグラウンドがあります。
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ノースウエスタン大学卒業で、在学中にはアルゼンチンの大使館でインターンを経験し、スペイン語やフランス語も堪能。
UN Women(国連ウィメン協会)の親善大使でもあるメーガン妃は、生粋の「フェミニスト」として、2015年国際女性デーには国連の場でスピーチも行っています。
2016年には国際NGO・ワールド・ヴィジョンの大使にも選ばれていて、チャリティー活動にとても熱心。
まさに、(やんちゃからヒーローに更生した)ヘンリー王子とは、運命の女性だったというワケですね。
最後に、BBCがまとめた、ヘンリー(ハリー)王子のlife story動画を紹介します!
▼天使~少年~青年~結婚まで3分間のダイジェストでどうぞ!(全裸はナシです笑)▼
2018年まさかの父親違いが再熱?
メーガン妃と結婚し、第一子誕生も近い幸せいっぱいのヘンリー(ハリー)王子。
あらゆるスキャンダルを総なめにしてきました王子も、やっと落ち着いた…
と、思いきや!まさかの
父親はチャールズ皇太子じゃない…?!
本当の父親はヒューイット?!
という疑惑が再熱。
ヘンリー(ハリー)王子の父親のナゾとは?
えぇ!今さらどういうコト?!
とビックリされた方はごめんなさい。(笑)
これは、王子のスキャンダル…ではなく、王子の出生についての単なる質の悪いゴシップなのでご安心を。
▼こんなにそっくりな親子なのに、父親はHewitt ヒューイットなのでは?というウワサ▼
そもそもヒューイットでどこの誰よ?!確かに王子と似てるじゃないか!という事については
で詳しくまとめました、よろしければご確認くださいね(*’ω’*)
ヘンリー(ハリー)王子の子供時代スキャンダル動画!父親そっくり写真まとめ
ヘンリー(ハリー)王子の生い立ちや、子供時代からの数々のスキャンダルまで、まとめてみました!
出生から色んな数奇な運命にさらされてきた、まるで映画の主人公のようなストーリーでしたね。
ヘンリー(ハリー)王子のぶっ飛びなパリピぶりを知ったら、日本の眞子様の婚約者・小室圭さんのパリピエピソードなんて、足元にも及ばない?!
メーガン妃との結婚もまた、世間をあっと言わせたヘンリー(ハリー)王子。
これからは幸せいっぱいな話題で、新しい人生のスタートとなりそうです。