令和元年、秋篠宮悠仁親王殿下(あきしののみや ひさひと しんのうでんか）が、
お茶の水女子中学校へ入学されましたね。
「悠仁」の読み方は「ひさひと」。
変った読み方だなぁと思う方もいると思いますが、どんな意味や由来があるのでしょう。
2019年(令和元年)5月1日に、伯父の皇太子徳仁(なるひと)親王の即位に伴い、
父・秋篠宮文仁親王に次ぐ、皇位継承順位第2位となった悠仁さまの、
お名前の由来やプロフィールなどを紹介します。
秋篠宮悠仁親王殿下こと「悠仁さま」の読み方や名前の意味！
「悠仁さま」という名前の「悠仁」という読み方ですが
「ひさひと」
と読みます。
一般的には「悠仁」と書いて
「ゆうじん」
「ゆに」
「はるひと」
「ゆうと」
などが浸透しているようですが、
とくに「悠」の字を「ひさ」と読むのは、かなり珍しい読み方ですよね。
でも、もともと皇室の方々は一般的な読み方を使わないことが多いです。
悠仁さまの父の秋篠宮さまは「文仁(ふみひと)」さま
でそのままですが、
(悠仁さまの叔父)天皇陛下の「徳仁(なるひと)」さま
(悠仁さまの叔母)の「清子(さやこ)」さま
などなど。
悠仁さまの名前の意味や由来・名付け親は誰？
宮内庁によると、
「悠」という字は、父・秋篠宮文仁親王がお選びになり、
「ゆったりとした気持ちで、長く久しく人生を歩んでほしい」
と願いが込められていて、「ひさひと」という音の響きも決め手の１つになったんだそう。
そして、悠仁さまのお印の
「高野槇(こうやまき)」
は
「大きく、まっすぐに育ってほしい」
との思いから、日本固有の直立の木に決定しました。
▼高野槇(こうやまき)▼
お名前については（当時の）天皇、皇后両陛下にも相談され、
最終的には秋篠宮さま・紀子様ご夫妻でお名前もお印も決定されたんだそうです。
「悠」の漢字の意味
悠々自適（ゆうゆうじてき）の「ゆう」の漢字。
「悠」という漢字は、
- 精神的に「ゆったり」している様子
- 物理・時間的に「遠い状態にある」という意味
- 遠くの人へ思いを馳（は）せるという意味
などがあります。
「仁」の漢字の意味
「仁」は「人の内面」を意味する漢字。
「座布団に座る人の姿」を表現したことが「仁」の由来です。
- いつくしみ：親しみ
- 思いやり・情け
- めぐみ育てる
- 人の心・心の本体
- 徳を備えた人
- 果実の核中にあり、芽となる部分
などの意味があります。
人と人が腰を掛けて、会話をして親しんでいる様子が連想され、
そこから「慈しむ」「親しむ」「思いやり」といった解釈がされるようになりました。
また、中国の思想家「孔子」の儒教の教えにある
「5つの徳（仁・義・礼・智・信）」
の1つとしても説かれたことで「道徳的な意味合い」もあります。
儒教の中で「仁」は「人をいつくしむ」という人間の根源的な愛の形を表すものとされ、
「仁をもって最高の道徳」とするほど5つの徳の中でも特別な位置づけとされています。
悠仁さまには【あだ名】もある？
ご家族からは
「ゆうゆう」
という愛称で呼ばれている悠仁さま。
とっても可愛らしいですね。
悠仁さまは、姉の眞子さまや佳子さまと、とても仲の良いご兄弟なんだとか！
▼2016年の動画がこちら▼
ビデオでほほ笑む仲の良さそうな秋篠宮一家の皆さま。
- 眞子様24才
- 佳子様21才
- 悠仁様10才
の時です。
この時はまだ、眞子様のご婚約延期のゴタゴタ前でもあり、秋篠宮様・紀子様ご夫妻子様の表情もとても穏やかにお見受けします…(*_*;
眞子様については「弟(悠仁様)の世話を良くしてくれて助かっています」
佳子様については「学業に励みつつ公務にも健気に取り組んでいます」
悠仁様については「昆虫などの生き物について、どんどん興味が広がっています」
と動画の中で、子供たちの成長の様子を微笑ましく語った母・紀子さま。
愛情を込めて家族全員から
「ゆうゆう～♪」
と呼ばれているご様子が聞こえてきそうですね。
悠仁といえば「ゆず」！？
余談ですが「悠仁」という名前を見て、歌手で人気デュオ『ゆず』の
「北川悠仁(ゆうじん)」
の影響もあるのか「ゆうじん」と読んでしまった方も多いようです。
確かに「悠」という漢字を見たら、まず「ゆう」という音が出てきます。
ちなみに、『ゆず』の北川悠仁さんは、秋篠宮ご夫妻の３番目のお子さまの名前が
「悠仁(ひさひと)」と決まったとき、
「とても感動し光栄に思っております」
喜びのコメントを発表していました。
秋篠宮悠仁親王殿下のプロフィール
photo by Ministry of Foreign Affairs of Japan,2013,Prince Hisahito of Akishino
《悠仁親王(ひさひとしんのう)》
続柄:秋篠宮文仁親王第一皇子
全名 :悠仁
身位 :親王
敬称 :殿下
お印 :高野槇（こうやまき）
出生 :2006年9月6日
父親 :秋篠宮文仁親王
母親 :秋篠宮妃紀子
姉 :眞子内親王 佳子内親王
▼2006年(平18)9月6日 、港区南麻布の愛育病院にてご出生
▼2010年(平22)4月、4歳 お茶の水女子大学附属幼稚園に入園
▼2013年(平25)4月、6歳 お茶の水女子大学附属小学校に入学
▼2019年(令1)3月、12歳 お茶の水女子大学附属小学校を卒業
▼2019年(令1)4月、12歳 お茶の水女子大学附属中学校に入学
令和時代が始まり、皇位継承順位は第2位となられた悠仁さま。
皇室において父・秋篠宮文仁親王の誕生以来40年9か月振りの皇統男子にあたり、現在最年少の皇族。
紀子様は(当時39歳)「早産」の恐れなどがあったため、皇室では初の「帝王切開」による出産となりました。
《関連記事はこちら！クリック↓》
秋篠宮悠仁親王殿下の読み方や名前の意味や由来！名付け親は誰？まとめ
秋篠宮悠仁親王殿下(あきしののみや ひさひと しんのうでんか）の「悠」は
「ゆったりとした気持ちで、長く久しく人生を歩んでほしい」
という意味が込められていて、漢字は父の秋篠宮さまがお選びになり、
最終的には秋篠宮さま・紀子様ご夫妻でお名前もお印も決定されました。
父・秋篠宮文仁親王に次ぐ、皇位継承順位第2位となった悠仁さま。
持って生まれた責務は大変かと思いますが、お名前通り、ストレスになりすぎず伸び伸び育っていただきたいと願っております。
